紳士のブランドヒストリー |
ここでは多くの紳士たちが愛用しているブランドの歴史をご紹介しています。
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Brooks Brothers ブルックスブラザーズ |
1818年、ヘンリー・サンズ・ブルックスが当時人口4万人ほどだったニューヨークの港近くに、英国から買ってくる服と英国製毛織物で仕立てる注文服を手がける紳士衣料品店(HSブルックス商会)として創業したのがブルックス・ブラザーズの始まりです。 |
「最高品質の商品だけをそれを愛する人達に手渡すべし」という方針を持ち、短期間に町の人々の信頼を得ました。そして、その方針は4人の息子たちに受け継がれていく事となります。
父の方針を貫く4人はロンドンやパリのダンディ趣味をただアメリカに持ち込むだけでなく、自由な精神を持つアメリカ人に合った新しいスタイルの服の製作に取り組んでいきます。
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1850年にブルックス・ブラザーズに社名を改め、この時から<神の子羊>を象徴するゴールデンフリースがシンボルマークとして用いられるようになりました。
ブルックスブラザーズの顧客には、リンカーン大統領や、リンドバーグ、ルーズベルト大統領、フォード大統領など数多くの著名人が名を連ねる
そんなブルックスブラザーズは、これまでに数々の定番アイテムを誕生させてきました
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T型スーツ
ブルックススタイルの典型とも言えるこのモデルは、1872年頃から徐々に改良されていった。
そして1918年、現在のようなスタイルつまり、ナチュラルショルダー、3ツボタン段返り、ボックスシ ルエットが完成された。以来、90年近く変わることなく、エスタブリッシュメント達に愛され続け、 アメリカのレディメイドのお手本として今日に至っている。 |
ポロカラーシャツ
一般には”ボタンダウンシャツの名で親しまれているこのシャツは、1900年、元社長ジョン・ブルッ クスが、英国で観戦したポロ競技の選手が着ていたシャツの襟がめくれている見て、世界で初 めて考案したものである。
タイを締めたときに独特の美しい曲線を描く襟のロール、ブラウジング・ルックといわれる適度なゆ とり。世界で最も真似されたデザインといわれているが、全く同じものは、ブルックスブラザーズ以 外の誰も真似できないといわれている。
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ポロコート
元来、英国でポロ競技の際に着用されていたものを、1910年にブルックスブラザーズが、タウンウエアとして初めて世に送り出したものである。当時このコートほど若者をはじめ、広い年代層に衝撃を与え、影響を及ぼしたものはなかったと言われる。
ハーフベント、6ツボタンダブルブレスト、そして独特の風合いのキャメルヘア。
この伝統的なスタイルは今も変わらず、ブルックスメンの重要な一つとして愛用され続けている、 |
その他 シェトランドセーター など |
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紳士の私物 公開 |
お気に入りのブルックスブラザーズのダレスバッグです。
明るめのブラウンです。
がっしりとした造りで、沢山のモノが入ります。
このダレスバッグは、ブルックスブラザーズが英国のピール&コーに別注をかけて作られたもののようです。
ピール&コーは、クロケット&ジョーンズと同じ工房だということ‥。
大変珍しいものでは? |
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ALDEN オールデン |
1884年、マサチュ-セッツ州ミドルボロウにて創業。メイフラワー号の移民を祖先にもつチャールズ・H・オールデン氏によるカスタムメイドの靴工房としてスタートした。歩きやすさ、履き心地のよさを追求した靴作りをモットーとし、その姿勢を頑固に守り続けている。
いつの時代も高い人気を誇る米国屈指のブランド |
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オールデン イコール コードバン ? |
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オールデンの靴とワンセットで語られることの多いアッパー素材それが、コードバン
コードバンの正式名称は、シェル・コードバン。シェルとは馬の尻皮の表皮層下にある高密度の繊維層を指す。ベジタブルタンニングとオイルを入れていく工程を経た後、床面(表皮の逆、肉の側)を削ってこの繊維層を出し、仕上げたものが、このシェル・コードバンである |
オールデンの定番ラスト |
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モディファイドラスト |
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コンフォートラストの傑作との呼び声が高い名ラスト。1963年、ハンディーキャッパーの靴も手掛けるオールデンが、その理論を元に健常者用に完成させた木型。ウエストの絞りや内張りが著しいストレートインサイド構造で、体重移動が絶えず内側に向かう工夫がされている |
バリーラスト |
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1950年代初期に登場したアメリカンクラシックな木型がこのバリーラスト。ヴァンプがやや長く、短靴ではヒールカップが低め。かかとは適度に包まれる感じだが、幅が狭めの履き口が足を確実にホールドするように作られている。多くの人の足型にフレキシブルに対応する木型である |
バンラスト |
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1960年代初期に登場したラスト。親指の付け根からトゥ、そして小指の付け根のラインをウォール状にし、モカ(甲部のふた革)を乗せやすくしている。内張りのラインは緩く、かかとのフィット感は適度にリラックスしたものに仕上がっている |
ミリタリーラスト |
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小ぶりのヒールカップで足をホールドし、逆にワイズやレングスをゆったり気味にするなどして、長時間歩いても疲れにくい構造になっている。もともとは第2次世界大戦の時に軍靴用に開発された木型。現在ではブーツに多用されている |
別注モデル用ラスト |
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ケンダルラスト |
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オールデンのコンフォート系の木型では唯一のスクウェアトゥ。つま先にゆとりがあり、反りがよい上、土踏まずのアーチがフラットであることから、一般的な足型に合わせやすい。また、シンプルなデザインと相性がよい |
レイドンラスト |
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比較的新しい木型で、米国では現在、定番として展開されている。バリーラストをやや細身のドレス寄りにアレンジしたもので、ウエストも細く締めフィット感を高めている。アメリカンクラシックを感じさせる木型になっている |
レキシントンラスト |
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1930年代の英国の木型を基本に、それを米国タイプに改良したラウンドスクウェアシェイプのドレッシーな木型。土踏まずのアーチがきつく絞られ、ここから踵に至る部分で足をホールドしている。つま先にはゆとりが持たせてある |
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EDWARD GREEN エドワードグリーン |
1890年イギリスのノーザンプトンで創業。複数の職人がそれぞれのパーツを数週間かけて組み込んでいくというまさに工芸品のような靴といえる。
フィッテングを最重要視し、厳選された革を木型に沿わせることで、履き心地のよさを実現した。
その靴造り哲学は、現在でも職人の手によってしっかりと守り継がれている。
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CHELSEA チェルシー |
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DOVER ドーバー |
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CANTERBURY カンタベリー |
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BERKELEY バークレー |
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FALKIRK フォルカーク |
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CADOGAN カドガン |
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CARNEGIE カーネギー |
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BANBURY バンバリー |
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OLNEY オルネイ |
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BEAULIEU ビューリュウ |
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HOLBORN ホルボーン |
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HALIFAX ハリファックス |
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SANDRINGHAM サンドリンガム |
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CARDIFF カーディフ |
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HYTHE ヘイス |
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PLYMOUTH プリムス |
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LODBROKE ロッドブローク |
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CHURCHILL チャーチル |
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GRESHAM グレシャム |
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BUXTON バクストン |
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INVERNES インバーネス |
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FAWSLEY フォースレー |
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NEW ASQUTH ニューアスキス |
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EVERDON エバドーン |
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ASQUTH アスキス |
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NEWBURY ニューバリー |
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ラスト旧202 |
エドワードグリーンを語る上で外すことのできない基本中の基本となるラスト。名作中の名作と謳われている。スラッと延びたシルエットに加え、履いているうちに美しいシワが入る。
工場の移転に伴い95年に旧202はモディファイされ、現在の202ラストになった。
そのため、現在ではこのラストを新品で購入することは難しい。オークションなどをこまめにチェックすれば、掘り出し物が見つかるかも‥。 |
ラスト202 |
旧202を万人向けに改良し、606ラストと同時期に生まれたのが、この新202ラスト。ややショートノーズのシルエットとなっている。 |
ラスト201 |
トゥの立ち上がりが特徴的な細身のラウンドトゥラスト。
80年代には既にオールドストックとなっているラストである。 |
ラスト88 |
細身のセミスクウェアトゥのラスト。先端の幅は狭い。フォスター&サンは、この木型でグリーンに別注をかけていた。
美しいシルエットのEDWARD GREENのサイドエラスティック!!
ラストは88
旧ロゴのものです
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ラスト32 |
エドワードグリーンの中でも最も細身のラウンドトゥラスト。そのため、履く人をある程度選ぶ木型となっている。今なお人気の高いラスト
これは、私が所有していたEDWARD GREEN の名品"DOVER"ドーバー です。
ラストは32!!
これも旧ロゴのものです
超絶技巧のスキンステッチ
その美しい出来栄えに見とれてしまいます‥
さすがGREENです
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ラスト33 |
ラスト33をセミスクウェアにしたのが、このラスト33である。この木型は80年代後半は、この木型は高い人気だったが、現在ではカタログ落ちとなっている。 |
ラスト606 |
日本では、96年頃に登場した。「ラスト88とラスト202を足して2で割ったようだ」といわれているスクウェアトゥラスト。ショートノーズなので、人気はイマイチ。 |
ラスト808 |
故ジョン・フルスティック氏が打ち出したロングノーズの名作ラストである。ポールジョイント部分は、ラスト88同様で狭い作りになっている。 |
ラスト888 |
ラスト808はエレガントなシルエットだがタイトという声が多かったなか、2002年に登場したのが、このラスト888である。ラスト808よりもポールジョイント部分が広く作られている。 |
ラスト89 |
ラルフローレン 御用達のラスト。パープルレーベルの靴に用いられていることで有名。
ラスト808からの変形で、シルエットは細くない。つま先を抑えたセミスクウェアトゥとなっている。 |
ラスト82 |
グリーンのラウンドトゥは長い間出ていなかったが、大きな期待のもとに、2004年に登場した。
ロングノーズのラストになっている。 |
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CHURCH'S チャーチ |
英国靴のメーカーで、最も広く知られているブランド。
創業は1873年。以来英国靴の伝統を守り続けている。 |
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